一時期はディズニーの若者離れが進んでいるなんてニュースもあった東京ディズニーリゾートですが、そんなニュースとは裏腹にクリスマスや年末年始はものすごく混雑していましたね。
1月に入って閑散期突入かと思えば、新エリアのファンタジースプリングスの入場が解除されたこともあり、ディズニーシーが混雑する様子が見られました。
最近のディズニーの混雑予想は難しく、閑散期がないないのでは?と感じる方もいると思います。
なかなかディズニーパークに通うことができない遠方組の人にとって、少しでも効率よく回るために閑散期を狙って行きたいと思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、これまでの傾向を元に、ディズニーに閑散期はないのか、2025年の開いている時期を予想していきたいと思います。
ディズニーに閑散期はないのか?

今までは土日祝は混雑していて平日は空いているという考え方でしたが、最近は空いていると思われた平日でも、予想以上に混雑している日も増えているようです。
空いている日を狙って、または期待して計画を立てたのに混雑していたら、仕方がないとはいえがっかりしてしまいますよね。
以前のような閑散期はなくなってしまったのか検証していきます。
SNSの普及で情報が拡散しやすい
今はSNSの普及で、ディズニーに関して情報を発信する人が増えています。
毎朝の入園ゲート付近の混雑状況を発信しているアカウントもありますし、現地の情報や口コミなども以前より取りに行きやすい状況になっています。
また、アルゴリズムによってディズニー関連で情報を検索したり、ディズニー関連の動画などをチェックすると自分が検索しなくても「おすすめ」でどんどん流れてきますよね。
すると、今までは一部の詳しい人しか知らなかったような情報も多くの人が知って、同じような行動をする人が増えてくるようになります。
そのため、混雑予想も多くの人が簡単に目にするようになり、以前は「空いている」とされた日に、「〇〇の日は空いているらしいよ」という情報が広まって、「空いている」と思われた日が混んでしまい、反対に「混んでいる」とされた日が「空いている」うという現象が起きるのではと予想されます。
実際には2024年のGWからその傾向があって、いつもなら大混雑するGWのディズニーもGW中の平日ではありましたがものすごく空いている日がありました。
逆に、GWの最終日からは空き始めるという情報があったので、いつもは空いているのが当たり前とされたGWの最終日〜翌日がいつもより混んでいたなんてこともありました。
もちろん、SNSの情報だけではなく、平日のチケットの方が安かったり、働き方も多様になって平日に休んでディズニーに行ける人が増えたなど、さまざまな要因はあると思います。
気軽に現地の情報を得られるSNSに情報収集はとてもありがたいですし、現地の様子を知るには欠かせないものなので、SNSもうまく利用しつつ、予想をしながら計画を立てる必要があると思います。
2025年の空いている時期を予想!

ディズニー旅行を計画立てる時に気になるのが混雑予想ですよね。
最近は空いていると言われている時期が混んでいたり、反対に混んでいると思われる日が空いていたり、以前より難しくなったと言われる混雑予想ですが、2025年の混雑予想はどうなっているのか、いろいろな観点から予想していきます。
チケットやホテルの料金に注目
パークチケットやディズニーホテルの料金は、状況により価格が変動していて、混雑が見込まれる週末や祝日は高く、空きやすい平日は安く設定されることが多いです。
これは、運営側が混雑の平準化を狙ったものですが、イベントがない時や空いているとされていた時ほど影響が出ているように感じます。
例えば、2024年のハロウィンとクリスマスの間の平日も空いているのでは?と予想されていましたが、ランドでは美女と野獣の待ち時間が120分以上になることがあったり、シーのソアリンやトイストーリーマニアの待ち時間が150分位以上になったりと混雑している様子でした。
また、最近だと1月のお正月休み以降は空く傾向がありますが、1月7日にファンタジースプリングスのエリア入場の制限が解除されたこともあって、ディズニーシーではソアリンやトイストーリーマニアが160~180分待ちで、いつも5分待ちが多いシンドバッドでも15分になったりとかなり混雑していたようです。
そのため、チケットの値段が安い日は「空く傾向にある」ことには変わりないと思いますが、天候の良さや運営の変化などによって、予想外に混雑することもありそうです。
また、チケットの購入は2ヶ月前からですが、料金は3ヶ月前からわかるようになっているので、ホテルの予約状況をチェックしながら予想することもできます
いずれにしても、2024年1月〜3月にあったミニーのファンダーランドのように大人気パレードが登場したりすると混雑状況も一気に変わってくるので、常に最新情報をチェックするのは必要です。
月曜日は要注意
基本的に平日は空きやすい傾向にありますが、月曜日は注意が必要です。
特に5月や6月、9月などは運動会シーズンと重なることもあり、土曜日に運動会があった学校が振替休日で月曜日に休みになりますよね。
そのため、月曜日は思った以上に学生や家族づれが多くなることがあるので注意が必要です。
ただ、一方で連休の最終日が月曜日の場合は空く傾向があります。
ホテルの料金も安く設定されることも多いため、連休をずらせたり、火曜日の予定に大きな影響がない場合は、祝日の月曜日を狙うのも良いと思います。
気温にも注目
昔から言われているディズニーの閑散期といえば、お正月休み明けから受験前の1月中旬〜下旬(または2月の最初の数日)と、4月の春休み明けからGW前というのが鉄板でした。
今でもその傾向は変わりませんが、先述した通り、平日でも突然混んでしまうこともあります。
その一方、近年の夏の酷暑により、7月8月の入園者数がかなり減っているようで、運営会社のオリエンタルランドの株主総会でもそのような報告がありました。
確かに、パークは日陰で涼める場所も少ないですし、30度を超えたパークを歩き続けるのはかなり過酷ですよ。
ましてや地面に近い小さな子どもを連れて歩くのもかなり危険だったりしますよね。
そのため、お盆の時期は多少の混雑が見られますが、夏休み期間中でもパークの中は空いていることがあるようです。
暑さ対策は今後どのように変化していくかわかりませんが、今後の運営にも注目ですね。
夏にパークに行く場合は、パーク一体型のミラコスタやファンタジースプリングスホテルや、パークの目の前にあるディズニーランドホテルを利用するとかなり快適に過ごせる時間も増えると思うので、ホテルもうまく利用しながらパークを楽しむのも良いと思います。
パークを楽しむ目的によって作戦を立てる
パレードのプレビューの日の徹夜組やグッズ販売日の混雑が報道されたり、インターネットでも情報が拡散されていて、一見パークも大混雑しているように思います。
ただこの日はパレード目的だったり、グッズ購入が目的の人が多いので、開園待ちの人が多くてもアトラクションは意外と空いている場合も多いようです。
なので、アトラクション目的の方はあえてそういった日を狙うのも良いかもしれません。
また、パークが早く閉園する日も来場者が減る傾向があります。
早く退園するのは損した気分になるかもしれませんが、パーク内が空いている分、いつもよりアトラクションもレストランもトイレも売店も全体的にスムーズに利用することができたりするので、満足度が高くなることがあります。
ただ、エレクトリカルパレードやビリーブが見れない場合もあるので、パレードやショー目的の方は向いていないかもしれません。
アトラクションがメインなのか、ショーやパレードがメインなのか、フードがメインなのかなど、その時のパークで何をメインで楽しむのかを決めて日にちを選んでいくと良さそうです。
まとめ

ディズニーに閑散期はないのか、2025年の開いている時期を予想してきました。
以前のように単純に平日が空いていて、土日祝が混むということではなくなってきている印象です。
そのため、平日に空いているパークを期待していくとがっかりすることもありますし、混雑を覚悟して行った連休が意外と空いていたなんてこともあるようです。
とはいえ、一般的な世間の休みなどの影響は大きいので、火・水・木曜日や連休の最終日は空く傾向がありますし、反対に、土曜日などの連休初日は混雑する傾向があることに変わりはありません。
空いているパークでストレスなく過ごすのは誰でも望むことではありますが、人気のパークですし、閑散期に予定を合わせるのも難しい場合も多いと思います。
どうしてもスムーズに過ごしたい場合はバケーションパッケージを利用するなど課金がベストな状況ではありますが、その時なりに目的を攻略していくのもパークの楽しみ方の一つですよね。
また、空いている日を狙っていくというよりは、「混んでいるのは当たり前」「空いていたらラッキー」くらいの気持ちでいた方がより楽しめると思います。
一緒に行くメンバーや季節によって、楽しみ方も変わってくるので、その時々によって計画を立て行く必要がありますが、いつ誰と行ったとしても良い思い出になるのがディズニーパークの素晴らしいところなんですよね。
ディズニーに閑散期はないのか、2025年の開いている時期の予想が参考になれば嬉しいです。