ファンタジースプリングスのスタンバイパス廃止!メリットデメリットと今後の楽しみ方を考察

ついに2025年4月1日からファンタジースプリングスのスタンバイパスが廃止されることになりましたね。

スタンバイパスがなくなるということは、並べば誰でもファンタジースプリングス内のアトラクションを体験できることになります。

今まではDPA(有料のパス)を購入するか、スタンバイパス(無料の整理券のようなもの)を取得しなければいけならず、さらにパスは先着順で無くなってしまうので朝早くから並ばなければ取得できないと難易度の高いものでした。

そのため、朝早くに到着できない遠方組にとってはとても嬉しいニュースですが、パスが廃止になることでアトラクションの待ち時間が伸びたりパーク自体が混雑することも予想されます。

ファンタジースプリングスのスタンバイパスが廃止されることでのメリットデメリットの両方がありますし、状況により楽しみ方も大きく変わってきますよね。

今までの攻略法が通用しなくなることも十分に考えられるので、これからディズニーシーに行く人は最新の状況から目が離せませんね。

実際には新しい運用が始まらないとどうなっていくのかは全くわかりませんが、ファンタジースプリングスのスタンバイパスが廃止されることでのメリットデメリットや、今後の楽しみ方を考えていきます。

目次

ファンタジースプリングスのスタンバイパス廃止のメリット

ファンタジースプリングスのスタンバイパス廃止について賛否両論あると思いますが、今までの運用が複雑で、初心者や慣れていない人には難易度が高かったので「誰でも並べば乗れる」というのは最大のメリットだと思います。

その他にも改善される点はたくさんあると思うので、どんなメリットがあるのか考えていきます。

事前準備が軽減される?

ファンタジースプリングスを楽しもうと思った時に今まで必須だったのが有料の優先利用券の役割のDPAの取得と、無料の整理券のような役割のスタンバイパスのいずれかの取得が必須でした。

どちらも発行枚数に限りがあって、午後に追加発行があることもありましたが、基本的に開園と同時に購入または取得する必要がありましたよね。

そのため、「アナ雪のDPAは何時になくなる?」「撮る順番は?」などの情報が溢れていて、到着してからのんびり景色を楽しみながらどのパスを取得するか考えるなんて状況はありあえませんでした。

でも、今後は誰でも並べば乗れるという状況になれば、仮にお昼頃に入園したとしてもアトラクションに並びさえすれば、お目当てのアトラクションを体験することが可能になりました。

当然、待ち列が100~200分になることが予想されるので、果たしてそれが良いのかどうかは別問題だとしても、「DPAかスタンバイパスがなければ中にすら入れない」「DPAかスタンバイパスがなければアトラクションに乗れない」という厳しい条件からはかなり緩和されましたし、シンプルで誰にでもわかりやすくなりましたよね。

「朝早く行けばパスが取れたのに…」と思う人がいる一方「パスを取るために朝早くから並ばなくても良い」と安堵している人も多いのではないでしょうか。

また、スマホ操作に慣れていない人や、久しぶりにパークに来た人も気軽に楽しめるようになったのは最大のメリットのように思います。

ただ、アトラクションを少ない待ち時間で利用しようと思ったら朝早くから開園待ちをする必要があるのは変わらないと思うので、何を目的にするか考えておくと良いでしょう。

朝一番の混雑が分散する?

現在、ディズニーシーのアトラクションはどれも人気で、春休みシーズンはどれも待ち時間が100分以上は当たり前で、春休みなどの繁忙期は200分を超えることも珍しくはありません。

しかし、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションが開放されることによって、多くの人が新エリアに流れてソアリンやトイストーリーマニアの待ち時間が緩和される可能性が考えられます。

まだまだファンタジースプリングスを体験したことがない人もたくさんいますし、早い時間のうちに一つだけでも乗っておきたいという需要もたくさんあると思うので、午前中の人の流れは変化がありそうですよね。

それにより、ソアリンやトイストーリーマニアの朝の待ち時間が短くなる可能性が考えられます。

また、トイストーリーマニアやタワー・オブ・テラーのあるアメリカンウォーターフロントはファンタジースプリングスエリアから離れた場所にあるので、朝に新エリアにいた人たちが流れて来るまでに時間がかかって混雑が始まるのが遅くなるなんてこともあるかもしれないですね。

実際どんな状況になるのかは4月1日以降になってみなければわかりませんが、今後人がどう動いていくのか注目していきたいですね。

ファンタジースプリングスホテルの人はかなり有利

新エリアのオープンと同時にできたファンタジースプリングスホテルですが、エリアの入場が開放されたり、宿泊者が購入できたエリアのアトラクションに短い時間で何度も利用できるマジックパスが廃止されたことで、たびたびホテル宿泊のメリットが薄れて来るのでは?と思われていました。

しかし、今回のスタンバイパスの廃止により、ファンタジースプリングスホテル宿泊のメリットがようやく活きてきそうですよね。

ファンタジースプリングスに隣接しているファンタジースプリングスホテル宿泊者は、宿泊者専用のゲートから入園することが可能です。

ハッピーエントリーは一般ゲストより15分早くパークに入ることができます。

ミラコスタやアンバサダーホテルの宿泊者も同様に15分早くディズニーシーに入場することができますが、ファンタジースプリングスサイド側のゲートは使えません。

そうなると、通常ゲートからファンタジースプリングスまでは早足でも15分ほどかかりますのでファンタジースプリングスに宿泊するゲストは30分程度のアドバンテージがあることになります。

これはファンタジースプリングスを楽しみたい人にとってはかなり大きなメリットになると思っています。

ただ、2025年9月からディズニーシーのハッピーエントリーの運用が5〜15分前入場に変わるとのことなので、どのような影響が出るか注目していきたいところですね。

今でも大人気のファンタジースプリングスホテルですが、誰でも並べば利用できることになったことで、まだまだホテル予約も難しい期間が続きそうですが、メリットは十分にあると思うので、新エリアを満喫したい人は予約に挑戦してみると良いと思います。

ファンタジースプリングスのスタンバイパス廃止のデメリット

スタンバイパス廃止を喜ぶ声も多いですが、スタンバイパスがなくなることを残念に思う人もいますし、心配される懸念点もいくつか存在します。

運営側はそういったリスクも十分想定した上で、今回のスタンバイパス廃止を決定したと思われますが、今回の廃止でどんなデメリットがあるのか考えていきます。

待ち時間は100~200分になる?

スタンバイパスは運営側が発行する枚数をコントロールできるので、ある程度混雑を抑制することが可能です。

ただ、今後は誰でも並べるとなると、列が無限に伸びていく可能があります。

流石に過去のミートミッキーのように660分(11時間)なんてことにはならないと思いますが、廃止直後の4月は春休みのこともあってかなりの待ち列が想定できます。

最近だとリーナベルのグリーティングでは5時間以上待ち時間があるかも?!という情報もありました。

私も過去にディズニーランドで360分という待ち時間を見たことがあるので、今回どこまで列が伸びるか注目しています。

ただ、今回は新エリアに4つのアトラクションがありますし、すでに体験したことがある人も多く訪れるので、一番人気のアナ雪でも300分は超えないんじゃないかと思っています。

とはいえ春休みシーズンはソアリンも200分前後の待ち時間が発生しているので、アナ雪は同じくらいになるのではないかと予想します。

ラプンツェルとピーターパンは同じくらいで100~180分くらいかなと個人的には予想しています。

ティンカーベルのビジーバギーは体験時間が短い割にスタンバイパスでも長く並んでいる印象だったので、今後どうなるか予想が難しいですが、しばらくは100分くらいの待ち時間になると思われます。

夏は待ち時間に注意

ファンタジースプリングスには日陰がないことでよく知られています。

今後どのような対策がされるかは不明ですが、日陰のないファンタジースプリングスで、猛暑の中長い時間待つのはとても辛いですし、場合によってはとても危険ですよね。

そのため、小さいお子さんがいる場合は尚更長い列に並ぶのは厳しい状況になると思います。

ただ、去年もそうでしたが暑すぎてパークが空くこともあるようなので、対策がしっかりできる場合はあえて夏を狙っていくのも良いかもしれません。

でも、暑いものは暑いですし、危険も伴いますので実際に楽しむにはしっかりとした熱中症対策が必要ですね。

そんな時こそ、バケーションパッケージやホテルを利用していくのも快適に楽しむ方法だと思います。

その反動で秋はまた大混雑となりそうなので、先述したハッピーエントリーの運用変更と共に今後の動きに注目していきたいですね。

ラインカットの時間に注意

時間がかかっても並べば利用できるので、以前に比べて1日で全制覇できる可能性がグッと上がりました。

とはいえ、待ち時間が100~200分くらいかかるとなると、気をつけなければいけないのがラインカットの時間です。

ラインカットとは、アトラクションに案内してもらえる(並べる)時間が終了するタイミングのことですが、待ち時間が仮に200分前後だとすると、最後に並べるのが5時半くらいになる可能性があります。

そのため、のんびりしていると列に並べない!ということも発生してくると思うので、その日の混雑具合などを見ながら行動する必要がありそうです。

また、1つのアトラクションの待ち時間が長いと他のエリアを楽しむ時間も無くなってしまうと思うので、何を優先するのかを考えたり、DPAに課金して時間を短縮するなど作戦を考えてみると良いと思います。

まとめ

ファンタジースプリングスのスタンバイパスが廃止されることでのメリットデメリットを考えてきました。

並べば誰でも体験できるようになるというのは、ディズニーシーを利用する全ての人にとってとても大きな変化ですよね。

まだどのようになるか未知数の部分も多く、どのようにしたらより楽しめるのか悩ましい部分ですが、全ての人の選択肢が増えたことに変わりはありません。

より効率的に楽し見たい場合はファンタジースプリングスホテルを利用したり、バケーションパッケージを利用したり、DPAを購入したり、どこまで課金できるのか考えながら決めるのも良いでしょう。

課金が難しい場合はこれまでと同様、優先順位を決めておけば満足度の高い体験ができるようになると思います。

何より「パスが取れなかったらどうしよう…」というプレッシャーから開放されるのは何より嬉しいことですし、スタンバイの時間に縛られることがなくなるので自由度も上がりますよね。

今後はモバイルオーダーが必須のレストラン運用が誰でも利用できるように緩和されるのか、どうなっていくのかわかりませんが、より多くの人がファンタジースプリングスを楽しめるのはとても良いことですよね。

ファンタジースプリングスのスタンバイパスが廃止されることでのメリットデメリットや今後の楽しみ方などの参考になれば嬉しいです。

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