ファンタジースプリングスホテルはディズニーホテル6番目の公式ホテルで、新エリア一体型のホテルとしてすでに大人気になっていて、予約サイトを覗いて見るとずっと満室の状態が続いています。
日本のディズニーホテル初のラグジュアリータイプとデラックスタイプの2棟からなるホテルということもあり、オープン前から何かと話題になっていました。
私も新しい情報が出るとかじりつくようにチェックして、どうしたら予約が取れるのか、泊まるとどんなことができるのか何度も確認しました。
それだけに、実際に見えてきた評価とのギャップが気になったのも正直なところです。
そんなディズニーの本気と最新技術が詰まった新エリアある最新のファンタジースプリングスホテルですが、意外にもしょぼいとか、安っぽいという話をちらほら耳にします。
期待値が高いと自然とハードルが上がって、普段ならスルーできることにも気になってしまうこともありますよね。
この記事は、実際にファンタジースプリングスホテルに宿泊した体験を踏まえて、以前感じていた印象と、泊まってみて感じたズレを整理したものです。
ファンタジースプリングスホテルはしょぼい?

ファンタジースプリングスホテルは、開業前から「しょぼいのでは?」と言われることがありました。
私自身も、情報を追いかける中でそう感じた部分があったのは事実です。
2018年に新エリア開発の発表があって、コロナ禍を経てようやくオープンできたホテルです。
総工費もディズニーシーに匹敵するほどのレベルで、かかった年月も費用もとてもしょぼいと言えるようなものはどこにも見当たりません。
オープン前にTVやSNSの情報を見ても、ロビーには開放感がある大きな窓があって、内装もフランスのバロック調を用いてとても豪華な印象で、ここにもしょぼさはどこにも見当たりません。
それなのになぜファンタジースプリングスホテルはしょぼいと言われてしまうのでしょうか。
他のホテルに比べて見た目が地味
ディズニーホテルといえば、豪華に光り輝くディズニーランドホテルや、ヴェネツィアを思わせるホテルミラコスタ、トイストーリーの世界観がたっぷり表現されたトイストーリーホテルなど、見た目がものすごく凝っていて華やかなホテルを想像しますよね。
ファンタジースプリングスホテルは、パーク側から見るとテラスルームやラウンジの大きな窓や、ディズニーキャラクターのロックワークがあって、とても豪華に見えます。
反対に、リゾートラインのベイサイドステーション(駅側)から見ると、ピンク色の外壁は可愛らしいのですが華やかというより、ちょっと地味な印象です。
場所によって窓も少なく、壁の面積が多いので、それが地味さを強調しているようにも見えます。
「新しいホテルだし、ラグジュアリーと言われているから華やかで豪華なホテルが完成するだろう。」と期待していたら、確かにしょぼいと感じてしまうかもしれません。
実際に、SNSに投稿されていた意見には
・ホテルの装飾がもう少し増えるかな?と思っていたのにそれ以上進まず終わってしまった。
・思ったよりしょぼい。
・一昔前のホテルみたい。
といったものがありました。
ただ、これらのコメントのほとんどは工事中だったり開業前のものだったので、余計にそういった口コミも増えたのではないかと思います。
開業した現在はホテル内の様子がたくさん見れるようになりました。
私も色々な情報をチェックしましたが、内装はどれもとても豪華で、さすがディズニーといった感じでとても感動しました。
隠れミッキーとか、色々なバックグラウンドストーリーがあるんだろうなと思うとワクワクしてきますね。
人を外見で判断しちゃいけないなんて言いますが、ホテルも実際に入って泊まってみなければわからないなということですね。
また、屁理屈かもしれませんが、もしファンタジースプリングスと同じ外装の建物が家の近くにあったら間違いなく豪華な建物ですよね。
ディズニーホテルというブランドや豪華なホテルが立ち並ぶ立地だからこそ、しょぼいという印象を与えてしまうのかもしれません。
部屋からの景観に差がある
ファンタジースプリングスホテルの一部の客室からは部屋からパークを見ることができますが、近隣のホテルや駐車場に面していたり、リゾートラインのベイサイドステーションやトイストーリーホテルに面している部屋もあります。
パークに面していない部屋の最安値の金額は1泊1部屋あたり6万円台からとなっていて、週末や連休前になると2万円ほど高くなります。
ディズニーホテル予約を見ていると感覚がバグってきて、1泊6万円だったら意外と安いなと感じてしまうことがあるのですが、冷静に考えると気軽に出せる宿泊料金ではないですよね。
そのため、高いお金を払ってもパークが見えないない、そして海が見えるわけでもなくて景色が微妙…となるとしょぼいと感じる方もいるかもしれません。
どのホテルにも言えることですが、部屋に入ってみると想像していた景色と違ってがっかり…なんて経験はできるだけしたくないので、金額が高い分評価も厳しいものになってしまうのだと思います。
今後もパークに面した客室の予約は激戦が続くと予想されるので、部屋の景観よりも、新エリアとホテルを行き来をしながら、ファンタジースプリングス全体の世界観を楽しむのも良いのではないかと思います。
実際に泊まってみて思ったのは、外観の印象と、滞在中の満足度は必ずしも一致しないということでした。
ファンタジースプリングスホテルが安っぽいと言われる理由

ディズニーホテルは利用する人の期待値も高く、ホスピタリティはもちろん、設備も良くて当たり前と言ったイメージを持つ人も多いですよね。
そうなると、元々の期待値が高い分、何か嫌なことがあるとがっかりしてしまうものです。
オープンしたばかりなので口コミ自体まだ数は少ないですが、実際にどんな点が安っぽいと言われてしまったのか調査しました。
ご飯と味噌汁の配膳が安っぽい?
オープン前のインフルエンサーやTVのプレビューではホテル内のレストランが紹介されていました。
キャラクターをモチーフにした料理もたくさんあってとても可愛らしいメニューがたくさんあって、さすがディズニーホテルといった様子です。
全体的に洋食が多そうでしたが、ホテルにはない雰囲気の料理だったので自然と期待も高まりますよね。
そして5月下旬、プレビューの宿泊が始まって、その宿泊者から新しい情報が続々と投稿されました。
そんな中、目を引いたのは白米と味噌汁、コーンスープを注ぐ機械です。
カウンターに備え付けのもののようですが、ボタンを押すとお茶碗に白米が押し出されるような感じで、スープ類はボタンを押すと注がれるタイプでした。
その映像を見た人が
・学食みたい
・高級ホテルなのにそれはないかな。
・全然美味しそうに見えない
などの厳しい意見を投稿していました。
機械から出てくるのは確かにコストカット感がありますよね。
でも、私の個人的な意見ですが、しゃもじがご飯粒が沈んだ水の容器に入っていて、それを繰り返し多くの人が使うことを考えると、ロボットの方が清潔感があって良いのでは?と思いました。
見た目だけを見ると「学食っぽい」と感じる人がいるのも理解できます。
でも実際に利用してみると、衛生面やオペレーションを考えた結果なのだろうと感じました。
それよりはコーヒーやジュースなどのドリンクも機械化されていて、その方がファミレスのような雰囲気でしょぼさを感じてしまいました。
カラフルで品数も多く、豪華なレストランとドリンクバーのような機械はギャップが大きくてしょぼさが強調されてしまうのかもしれません。
ただ、実はあとになって気づいたのですが、このビュッフェの料金にはドリンク代も含まれているんですよね。
最近は他のホテルでも導入されつつありますが、レストランのドリンクが別料金(しかも意外と高い)というケースも少なくありません。
そう考えると、ビュッフェの料金内でコーヒーやジュースを自由に飲めるのは、地味に嬉しいポイントだと感じました。
見た目の高級感と、実用面での合理性のギャップが「しょぼさ」として受け取られてしまうのかもしれません。
それでも、レストランの内装は豪華ですし、白雪姫やオーロラ姫、ラプンツェルをモチーフにした空間など、今までのホテルレストランとは違った雰囲気を楽しめました。
実際に宿泊してみて、「しょぼい」「安っぽい」と感じる部分があった一方で、ではまた泊まりたいかどうかは別の話だと感じました。
その点については、こちらの記事で詳しく整理しています。

まとめ

ファンタジースプリングスホテルはしょぼいのか、安っぽいと言われる理由はなぜなのか。
実際に情報を集め、そして宿泊してみて感じたのは、ホテル自体がしょぼいというよりも、期待の向け先によって印象が大きく変わるホテルだということでした。
外観の印象や、部屋からの景観、レストランの提供方法など、確かに「思っていたのと違う」と感じるポイントはあります。
とくに、ラグジュアリーなディズニーホテルを想像していると、そのギャップから「しょぼい」「安っぽい」と感じてしまう人がいるのも無理はありません。
一方で、実際に泊まってみると、ファンタジースプリングスを行き来しやすい動線や、世界観への没入感など、このホテルならではの良さもはっきりと見えてきました。
見た目の豪華さよりも、新エリアを楽しむための拠点としての役割に価値を置くと、評価は大きく変わると思います。
過度な期待をしてしまうと、どうしても細かな部分が気になってしまいますが、情報を整理した上で「どこに魅力を感じたいか」を考えておくことで、満足度はぐっと高くなるはずです。
ファンタジースプリングスホテルは、「誰にとっても完璧なホテル」ではありません。
だからこそ、自分の旅のスタイルに合うかどうかを考えながら選ぶことが大切なのだと感じました。
これから宿泊を予定している方が、期待とのズレに戸惑うことなく、自分なりの楽しみ方を見つけられますように。
