新エリアオープンを控え、ますます人気のディズニーリゾート。テレビやSNSでもディズニーの情報が溢れていて、子どもからも「ディズニーに行きたい!」と言われる人も多いと思います。
連れて行ってあげたいけど、自分自身も行ったことない(もしくはしばらく行っていない)ので何をどうしたらいいかわからない。考えれば考えるほど面倒になって計画自体先延ばしにしてしまっている人も多いと思います。
私の友人にも同じように悩む人が多く、質問相談をよく受けるのですが、その中でも特に多く聞かれる質問があるので項目別にまとめて紹介していきます。
はじめての子連れディズニー旅行よくある疑問5点
ディズニー旅行についてあれこれ気になって色々調べるけれど、なかなか人に聞けなかったり、情報量が多くて整理できなくなってしまうことも多いですよね。
そこで、私が多くの人に質問されてきたこと、誰もが一度は考えたことがある「よくある疑問7点」を徹底解説していきますね。
ディズニーは何歳から楽しめる?
子どもとディズニーランドとシーに行ってみたいけど何歳から楽しめるのか気になりますよね。
楽しみ方や立ち回りはその時々で変わってくると思いますが、ディズニーランドもシーもは0歳から入園できますし、何歳でも楽しむことは可能です。
パーク内にはベビーセンターという施設あって、授乳やおむつ替えをすることはもちろん、液体ミルクやオムツ、離乳食の販売もあるので、万が一忘れ物があっても安心です。
また、7ヶ月以上の身長が100cm以下で体重15kg以下の子どもが借りられる有料のベビーカーがあるので、とても便利でした。
人によって、小さい頃に行っても忘れちゃうから高いお金を払っていくのはもったいないと考える方もいるようですが、私個人の意見ですが、何歳で行ってもその年齢なりに感じることはあると思うんですよね。
それに、大人になった時に記憶に残っていなくても、その時に体験したことは何かしらその子や家族に影響を与えることも大いにあるとも思っています。
色々な意見や事情があると思いますが、そのご家族の行けるタイミングで行ける時に行くのがベストなタイミングと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、私の息子は2歳の誕生日直前にパークデビューをしました。
パレードではじめて本物のミッキーを見た時「イッチー!イッチー!(ミッキー!)」とキラキラの笑顔で手を振っていた姿は今でも忘れることができません。
その光景は今でも私にとって良い思い出とになり、それをきっかけに私のディズニー熱も再燃し、今でもずっと家の中でディズニーが溢れる生活をしています。
子連れだとどのくらい見て回れる?
「ディズニーって1日あれば全部回れるの?」とよく聞かれるのですが、広大な土地にアトラクションやショー施設、レストランがあるディズニーパークは大人でも1日で全てを体験することはできません。
そうなると、ちゃんと自分たちでも楽しめるのかと不安に思ってしまうこともありますよね。
それに、遠方に住んでいる人からするとそう簡単に行ける場所ではないので、失敗したくないと思うと難易度がグッと上がってしまうのではないでしょうか。
確かに、効率よく回って1つでも多くのアトラクションに乗ったり、ショーを鑑賞できたら満足度は上がるかもしれません。
でも、全部回れないからとか、何かを見逃したから楽しめないということは全くなくて、その時々でその家族なりに楽しめてしまうのがディズニーの魅力です。
最初は情報量が多くて本当に大変だと思いますが、どんなアトラクションに乗りたいのか、どんなメニューが食べたいのか、どのキャラクターに会いたいのかなど、絶対にやりたいことを3つほど決めてみると、具体的な立ち回り方も決まってきますよ。
またその中で、どうしても体験したいアトラクションやショーがある場合は、バケーションパッケージという東京ディズニーリゾートが販売しているパック旅行を利用するのもおすすめです。
かなり割高になってしまいますが、プランにより条件はありますが、アトラクションやショー、レストランの利用時間を予約できるので初心者でも予定が組みやすくなるのでストレスフリーで楽しむことができますよ。
待ち時間はどう過ごす?
長い待ち時間が発生することでも有名なディズニーパーク。
そもそもじっと待っていられるかな?途中でトイレに行きたくなったら?などと心配事は尽きないですよね。
行列ができる場所には常に音楽が流れ、ところどころに色々な仕掛けがあって、待ち時間に退屈しないような工夫がされていますが、小さい子どもの場合立った状態で何十分も待つのは大変だと思います。
そのため、いくつか攻略法がありますが、いつも私がやっているのは
DPA(有料の優先券)やプライオリティパス(無料の優先利用券)を利用する。
待ち列が屋外の時はポップコーンなどをつまみ食いする。
何もなさそうな場所でも隠れミッキーを探す。
体験時にキャストさんに何名で利用か聞かれるので、子どもが答えられるよう練習をする。
などの対策をして過ごしています。
待ち時間が1時間を超えると辛いですが、40~50分くらいならなんとかこの方法で待っていますよ。
また、事前にトイレに行っても途中でトイレに行きたくなってしまう場合もあると思います。
その場合は、近くにいるキャストさんに声をかけると列を離脱してトイレに行って、また同じ場所から並び直すことができるますよ。
子連れディズニー代はいくらかかる?
ディズニーを目指す全ての人が気になる問題で、気になる人も多いのではないでしょうか。
飲食代を節約するために、お弁当を持ち込めばいいのでは?と思う方もいますが、離乳食以外の飲食物は持ち込めません。(もしどうしてもお弁当を食べたい場合は、一度パークを出る必要があります。)
そして、どんなに心を鬼にしてもつい財布の紐が緩んでしまうのが、お土産やディズニーグッズ。絶対に買わないと決めていても、手に取るとどうしても欲しくなってしまうんですよね。
それを踏まえて、ディズニーで必要なのはチケット代・飲食代・お土産代ということになります。
チケットは料金変動制なので、行ける日によって変わってきますが、
・チケット代の高い日(主に土日祝日)
・家族3人(大人2名・小学生1名)で
・朝食を済ませた後に、開園(8:30~)から閉園(21:00)までランドに入園
という設定で計算してみます。
フードメニューやグッズの組み合わせは無数にあり、個人差があるので、あくまでも目安と考えてくださいね。
ちなみに、ショーやアトラクションを短い時間で楽しむためのDPAと呼ばれる有料のアトラクション利用券はなしで考えます。
混雑日・ランドに家族3人で入園した場合 | 金額 |
---|---|
チケット代(大人 1人 10,900円) x 2 | 21,800円 |
チケット代(小学生 1名分) | 5,600円 |
ポップコーン(レギュラー・ケース付き)x1 | 1,600円 |
季節限定ドリンク (600円)x 1 | 600円 |
コーヒー (360円)x 2 | 720円 |
昼食代(グランマ・サラのキッチンスペシャルプレート ・1,980円)x 2 | 3,960円 |
昼食代(お子様セット・980円)x 1 | 980円 |
ミッキーチュロス (450円)x 2 | 900円 |
カチューシャ (1,900円)x 2 | 3,800円 |
季節限定ドリンク(600円)x 3 | 1,800円 |
光るおもちゃ(ランタン)x 1 | 2,800円 |
夜ご飯(プラズマ・レイズダイナー・シェフのおすすめ1,680円)x 2 | 3,360円 |
夜ご飯(プラズマ・レイズダイナー・キッズプラズマセット) | 940円 |
合計 | 48,860円 |
実際はもっとお土産代が必要だったり、食事も食べ歩きだけでお腹がいっぱいになるかもしれません。
また、お子様の人数によっては食事代もグッズ代もかかってくると思いますので、あくまでも一例として参考にしてくださいね。
1日でかかる金額なので、決して安い金額ではありませんが、子どものキラキラした笑顔が見られたらそれこそ全てが吹き飛んでしまうくらい忘れられない経験になるでしょう。
また、遠方組の場合はパークでかかるお金の他に、移動費(飛行機代や新幹線代)とホテルの費用もかかってきます。交通費をお得に抑える方法やどんなホテルを選んだらいいのか、何泊必要なのか、こちらの記事も参考にしてください。
子連れディズニーのおすすめシーズンはいつ?
ディズニーはいつも混んでいるイメージですが、どのシーズンが混みやすくてどの時期が空いているのか気になりますよね。
なるべくなら空いている時期に行きたいと思っても、学校などがあれば行ける時期も限られてくると思います。
空いている時期を狙うなら、連休以外の1月や4月、5月中旬がおすすめですが、季節のイベントを楽しみたい場合は10月や12月もおすすめです。
それぞれの月ごとの特徴をまとめてみたので行く時期を決める参考にしてください。
月 | 混雑具合 | 特徴 |
---|---|---|
1月 | 少なめ | 夜に貸切のイベントなどで早く閉園することもあるので、運営時間に注意。 また、休止になるアトラクションも多い傾向がある。 |
2月 | 前半:中 後半:混 | 1月同様、早い時間に閉園することがあるので、運営時間は要チェック。 後半は私立高校の受験が終わるので徐々に学生が増えてくる。 |
3月 | 大混雑 | 春休みシーズンと重なるため学生も多く、1年で一番混雑する時期。 学生が多いとアトラクションが混むので、アトラクションメインの人は要注意。 |
4月 | 前半:大混雑 中間:少 後半:大混雑 | 春休みが終わるまでは引き続き大混雑。ただ、春休み終了〜GW前までは閑散期。 気候もちょうど良いので過ごしやすくておすすめ。 ランドの◯周年のイベントが切り替わる時なので、イベント初日は要注意。 |
5月 | 前半:大混雑 後半:中 | GWは毎年大混雑。遠方組も多く来園するのでホテルもいっぱい。 連休最終日は空く傾向にあるのでそこを狙うのもアリ。後半は修学旅行や遠足が増える。 |
6月 | 前半:中 後半:少 | その年にもよりますが、6月は梅雨入りするので来園者も少なめの傾向。 修学旅行も多いので日中は混むことも。6月15日は千葉県民の日なので混雑傾向にある。 |
7月 | 前半:少 後半:大混雑 | 梅雨明けが7月中〜下旬なのと夏休み前になるので少なめの傾向。 後半は夏休みに入るので増加傾向。ただ、近年の猛暑の影響で空いている日もある。 パレードが熱キャン(暑さでキャンセル)になることもあるので要注意。 |
8月 | 大混雑 | 夏休みなので家族連れが多く毎年大混雑になります。特にお盆中は混雑するので要注意。 また、暑さも厳しいので対策が不可欠。7月同様パレードやショーキャンセルに注意。 パーク近くのホテルを予約して、部屋で涼みながら楽しむ作戦も良い。 最終週は夏休みが終わる学校も多いので空く傾向にあります。 |
9月 | 前半:中 後半:混雑 | 夏休みが終わると一旦混雑も落ち着きますが、ハロウィンイベントが始まると 混雑しはじめます。パレードが特に人気。また、この時期だけ大人の全身仮装もできる。 |
10月 | 前半:中 後半:混雑 | 月末までハロウィンイベントが開催。後半に連れて混んできて、月末は大混雑。 気温もちょうどよくなってくるのとハロウィン自体が人気で平日も混みやすい。 |
11月 | 前半:中 後半:混雑 | ハロウィン後は一旦混雑も落ち着きますが、クリスマスイベントが始まると再び混雑。 平日は比較的空く傾向にある。11月18日はミッキーとミニーの誕生日なので、 グリーティング施設に制限がかかることがあるので事前情報は要チェック。 |
12月 | 前半:混雑 後半:大混雑 | 前半や冬休み前まではほんの少し空く傾向。後半は冬休みに突入するので混雑。 コロナ前にあった年越しイベントは2023年も開催されなかった。 |
基本的に平日が空いていて土日が混む傾向にありますが、チケット代金が平日の方が安く、土日祝が高いので最近は平日の方が混むという逆転現象が起きることもあるようですので、混雑状況は最新の状況もチェックしてみてくださいね。
はじめての子連れディズニー攻略法
はじめての遠方組子連れディズニー攻略の基本は事前準備が大切です。
わからないなりに調べておくだけでも、現地で迷ったりパニックになるリスクを大幅に減らせるのでおすすめです。
そこで、その事前準備の中で特に大切なことをまとめていきます。
体験したいことを3つ決める
アトラクション、ショーにグリーティング、食べ歩きフードなど、やりたいことが盛りだくさんのディズニーパーク。全部体験したいけれど、時間にもお金にも限りがあるのが現実です。
現地に行ってノリで決めるのも良いですが、それだと場所が分からなかったり、休止中だったり、失敗してしまうリスクが出てきます。
そのため、絶対に体験したい!ということを3つほど決めておきましょう。目的が決まっていればリサーチもしやすいですし、その目的が達成できるだけでも旅行の満足度がぐんと上がるのでおすすめです。
我が家も毎回アトラクション1つ、ショー1つ、食べ物1つと決めて計画を立てて、旅行前からあれこれ楽しんでいます。
東京ディズニーリゾート公式サイトをチェックしよう
最新の情報は、必ず東京ディズニーリゾート公式サイトで詳細をチェックしておきましょう。
季節ごとにグッズやメニューも変わりますし、イベント情報も頻繁に更新されています。
また、アトラクションやショーには休止期間というのがあって、その期間が数ヶ月間になることもあるので、注意が必要です。
また、ショーの時間や公演回数、抽選の有無など季節により変更があるので、こちらも必ず最新の情報を確認して予定を組むようにしてくださいね。
冬の間はスポンサーの貸切運営などが開催され、閉園時間が早まることもことも多いので、パークの開園時間もチェックするようにしてくださいね。
人と同じ行動をしない
これはパークに行ってからになりますが、混雑を避けるために人と同じ行動をしないことも大切です。
同じように行動すると、それだけ混雑に巻き込まれ、待ち時間に多くの時間を費やすことになってしまいますのでそれでは勿体無いですし、イライラの原因にもなってしまいます。
例えば
・人気アトラクションは朝一が一番混み、夕方は空く傾向があるので夕方かパレードの時間に行く。または有料のアトラクション利用券を購入する。
・お昼ご飯を10:00台に済ませるか、14:00台までずらす。またはレストランの事前予約か、モバイルオーダーを使う。
・お土産は午前中のうちに購入してコインロッカーに入れる。またはアプリで購入して郵送する。
など工夫することで混雑を回避することができます。
待ち時間が減れば、他のことに時間が使えるので満足度も上がるので、人と同じ行動をしないようにスケジュールを組んだり、レストランの事前予約を利用することをおすすめします。
まとめ
はじめての子連れディズニー旅行でよくある疑問と攻略法をまとめました。
ディズニーに限らず、子どもがいると予定通りに物事が運ばないことって多く、「これは喜ぶだろうな」と思ったものが気に入らなかったり、なぜか分からないけど気に入ってそこから離れないなんてこともよくある話です。
始めは何がなんだか分からないかもしれませんが、調べていくうちにだんだんとイメージも湧いてくるものです。
旅行前からあれこれ想像して楽しくなるのがディズニー旅行の醍醐味でもあるので、ぜひお子さんと一緒にあれこれ想像して楽しんでくださいね。
「夢の国」と言われているだけあって、ディズニー旅行は大人にも子どもにもとても素敵な体験になりますよ。