DPA(ディズニープレミアアクセス)は有料のファストパスといった位置付けで、導入されて1年半以上経ったこともあり、ディズニーパークを効率よく楽しむために欠かせないシステムとして浸透してきましたよね。
ミニーちゃんのパルパルーザなどの大人気のパレードの時は開園直後に売り切れてしまうなど、激しい争奪戦になっていました。
より確実にDPAを購入するために、一般入場より15分早く入れるディズニーホテルの宿泊者でさえ、夜が明ける前から開園待ちで長い列を作っていたのは個人的には異常な光景に感じました。
遠方組や子連れの場合は入手すること自体ハードルが高く感じますが、短い待ち時間で良い場所からパレードを見たり、アトラクションを利用できるのはとても魅力的ですよね。
そんな便利なDPAですが有料であることも特徴の一つで、タダでさえ値上がりしたチケット料金とは別に課金しなければいけないのが悩ましいところです。
大人が有料なのはわかりますが、DPAは未就学児も必要なのか、子ども料金いくらなのか、気になるところですよね。
今回の記事ではDPAは未就学児も必要なのか、子ども料金いくらなのかを詳しく解説していきます。
DPAは未就学児も必要?
ディズニーパークを効率よく楽しむために、DPAはとても便利なシステムです。
とはいえ、チケット代も高くなっていますし、飲食代やお土産代など何かとお金がかかるディズニーパークなので、さらなる課金となるとお財布も厳しくなってきますよね。
大人が料金がかかるのはわかりますが、未就学児の場合の購入方法や利用方法を紹介します。
年齢や利用するアトラクション・パレード・ショーにより異なる
DPAの購入が必要かどうかはの目安は、入園の際にチケットを購入しているかどうかで変わります。
ディズニーチケットは4歳から有料で、3歳以下の子どもは無料で入園できるのですが、DPAのが必要かどうかも同じ条件なので、4歳以上はDPAが必要で、3歳以下は必要ないということになります。
ただ、年齢条件に当てはめるだけでは思った通りに使えないということもあるので、DPAを利用する際にアトラクション・屋外のパレード・屋内のショーによってそれぞれ注意が必要です。
項目別にまとめて見たのでアトラクション・パレード・ショーについてまとめたので参考にしてください。
アトラクションは身長制限に注意!
DPAがあれば何でもできると言うことではなく、身長制限があるアトラクションはDPAがあっても身長制限をクリアしていないとアトラクションに乗ることはできません。
DPA購入後に身長が足りないと気づいても、返金などはしてもらえないようなので、身長がギリギリで微妙な場合は、DPAを買う前に、キャストさんに身長を測ってもらってもらう方が安心です。
屋外のパレードの場合はスペースに注意!
4歳以上の子どもは大人と同様にDPAを購入する必要がありますが、3歳以下の子どもの場合、DPAを購入しなくてもDPAを持っている大人と同じエリアでパレードを鑑賞することができます。
小さい子どもがいると長い時間待つことが大変なので、DPAを買うことで場所が確保できて、さらに待ち時間を短縮できるのはとてもありがたいサービスだと個人的には思います。
ただ実際に私がDPAを利用して感じたのは、1人あたりのスペースは決して広いものではないので、ゆったりと鑑賞できるわけではないんですよね。
多い目のレジャーシートを広げるスペースはなく、もちろん足を伸ばせるスペースもありません。
そのため、子どもが動きたくて歩き回ってしまうような時期はちょっと大変かもしれないですね。
ただ、11月13日からDPAのルールが変更になり、3歳以下の子どもも鑑賞位置が追加できるようになるんです!
荷物も多い子連れ組としてはありがたいルールですが、3歳以下の子どもの鑑賞位置を追加する場合は、東京ディズニーランドは「メインストリート・ハウス」、東京ディズニーシーは「ゲストリレーション」でキャストさんに申告しなければいけないとのことなので、注意してください。
屋内のショーの場合はどうなる?
屋内のショーの場合、3歳以下のお子さんは基本的に大人の膝の上での鑑賞で、4歳以上のお子さんは大人と同じくDPAの購入が必要です。
しかし、この屋内ショーも屋外パレードと同様に、11月13日から座席を追加することが可能になるようです。
大人に対して3歳以下の子どもが2人以上いる場合もありますし、子どもが1人で座って見れるなら座席があると助かりますよね。
こちらも、パレードの時と同様、キャストさんに申告する必要があるみたいなので、DPAで座席を追加したい場合は現地で確認して見てください。
DPAに子ども料金はいくら?
何かとお金がかかるディズニーリゾート。
チケット代も決して安いとは言えないし、お土産や食事でもお金がかかるので、さらに課金となると正直お財布が厳しいと感じますよね。
チケット料金は大人・中人・小人とチケット料金がで違いますが、DPAにも料金の違いがあるか紹介していきます。
DPAは大人も子どもも一律料金
残念ながら、DPAに子ども料金は存在せず、大人も子どもも料金は一律となっています。
アトラクションやショーによって料金が異なり、1枚あたりの金額がものすごく高額というわけではありませんが、チケットを購入した家族全員分の DPAを購入するとなるとそれなりの金額になってしまいます。
例えば、ディズニーランドの人気アトラクションの美女と野獣に大人2人と小学生2人で利用したいと思った場合、美女と野獣のDPAは1枚2,000円なので、合計8,000円の課金が必要だということになります。
これを安いと感じるか高いと感じるかは本当に人それぞれですが、時期にもよりますが常に1時間〜2時間以上待ち時間があるアトラクションに少ない待ち時間で乗れるのは、非常に大きなメリットになると個人的には思います。
アトラクション利用時間は、アプリに表示された時間以外選ぶことはできませんが、乗れる時間が決まっているだけでも予定が立てやすくなりますし、ほぼ確実に乗れるという安心感があるだけでもパークを楽しむ余裕が変わってきます。
もし全員課金してまで利用しなくても良いという場合は、一部の人だけ購入することも可能なので、お財布やその人の希望によってDPAの購入を検討するのも良いと思います。
まとめ
DPAは未就学児も必要なのか、子ども料金いくらなのかを詳しく解説していきました。
最近はディズニーの若者離れで入園者数が減っているなんてニュースもありましたが、ディズニーランドもディズニーシーもまだまだ混雑が続いています。
特にハロウィンやクリスマス、春休みシーズンは大混雑で、新しいエリアのファンタジースプリングスの人気もまだ続いていますし、パレードなどの内容によってはDPAも争奪戦になっています。
人気のコンテンツによってホテルに泊まっても早起きをしなければDPAが購入できない可能性があるという厳しい現実がありますが、どれか一つでも購入して、効率よくパークを楽しめたらいいですよね。
今までは抽選に当選しなければ見れなかったショーにDPAが導入されるなど、パークの状況は日々変化しています。
今後も最新情報をチェックしながら、状況が変わればまた新たな情報を追加していきたいと思います。
DPAは未就学児も必要なのか、子ども料金いくらなのか、今後のディズニー旅行計画の参考になれば嬉しいです。