ライオンキング実写版はどうやって撮影した?アニメ版との違いがあるのか紹介

ライオンキングは1994年に公開されたディズニーアニメですが、2019年に実写版が上映され、2024年にはライオンキングの主人公シンバの父のムファサが主人公の映画「ムファサ」の上映が始まりましたね。

最新映画のムファサは後に彼の命を奪ってしまうスカー(タカ)との兄弟の物語で、「ムファサを観なければライオンキングは完成しない!」とのキャッチコピーが印象的でした。

実写版のライオンキングもムファサも壮大なサバンナを思わせる映像とリアルな動物たちの動きを見ていると、動物たちの世界に引き込まれてしまってどのように撮影したんだろう?と不思議な感覚になってきます。

この記事ではライオンキング実写版はどうやって撮影したのか、アニメ版との違いがあるのか紹介していきます。

目次

ライオンキング実写版はどうやって撮影したのか紹介

最近のディズニー映画は実写化されるものが多く、賛否両論ありながらも注目を集めていますよね。

ただアニメ版と同様、ライオンキングに登場するのは動物だけで、人間は登場しません。

そんなライオンキングの実写版ってどういうことなのか紹介していきます。

実写版という名のフルCG

実写版というと実在する人間が演技をしてアニメの世界を表現しているイメージですが、ライオンキングの場合はフルCGで作られています。

動物に演技指導するなんて現実的ではないので当たり前といえば当たり前ですが、劇中の中の毛並みや動きを見ていると「本物なのでは?」と錯覚を起こしてしまいそうになります。

実際には、実写版ではなく「超実写」と表現されています。

その超実写であるライオンキングですが、VR(バーチャルリアリティ)の技術を使って撮影されたようで、実際にサバンナに行ってスタッフ数名で場面を想定しながら何度も繰り返し撮影が行われたんだそうです。

さらに、リアルな動物の動きも実際の動物の動きを研究しながらCGで作り込まれているようです。

また、超実写版の監督のファバロー氏のインタビューでも「人間的なものを作りすぎないようにした。」と話している通り、より自然な映像になっているのだと思います。

徹底的にこだわって作られるディズニー映画の良いところが出ていて、本当にサバンナで動物が動いているように感じてしまうのはすごいですよね。

冷静に考えればわかることなのですが、ディズニーだから動物を調教したのでは?と一瞬でも思ってしまいそうになくらいリアルに感じる場面があって、最新技術の素晴らしさを実感できる作品だと思います。

小さい子どもだったら動物が演技していると信じてしまうかもしれないですね。

ライオンキング実写版とアニメ版の違いを紹介

数あるディズニー映画の実写版ですが、アニメ版と実写版では違うように描かれることもあり、元々のアニメ作品が好きな人からは残念に感じてしまう人も多いようです。

ライオンキングは実写版とアニメ版にどのような違いがあるのか紹介します。

アニメ版の雰囲気を十分に感じられる

超実写版の監督のファバロー氏のインタビューでも「新しいものにしつつも、昔のファン達が大切にしている作品との関係や記憶を損なわないような作品にするよう心掛けました。」と話している通り、アニメの世界観は残っていると感じました。

実写版なので、アニメ版のような可愛らしさや表情の豊かさが物足りなく感じてしまいますが、これはもう実写版特有のものなのである程度は仕方がないと思いますが、私は全体的に大きな違和感を感じることはありませんでした。

とはいえ、ハイエナの描写が違ったり、スカーとシンバの母であるサラビとの関係、ナラの登場シーンなど細かく違う部分もあって、アニメ版で細かいところまで覚えている人には少し違和感を感じる場面があるかもしれません。

ただ、どの実写版にも言えることですが、元々のアニメ作品に忠実に実写版が作られているわけではないので、リメイクだったり、別の作品として捉えた方が良いんだろうと個人的には思っています。

不思議なのは、実写版を見るとアニメ版を見たくなるし、アニメ版を見ると実写版も見たくなってしまいます。

アニメならではの可愛らしさや柔らかい表現と、美しい最新技術が詰まった超実写版それぞれの世界観を楽しむのも良いですよね。

好みはあると思いますが、ぜひ両方の作品でそれぞれの良さを感じてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ライオンキング実写版はどうやって撮影したのか、アニメ版との違いがあるのか紹介してきました。

本当に動物が演技しているかも?と勘違いしてしまうくらいリアルに作り込まれたCGとVR技術の融合で壮大なサバンナの自然も感じられる作品です。

アニメ特有の可愛らしさが少なく、動物たちが無表情に感じてしまうこともありますが、それがよりリアルさを際立たせているのかもしれません。

感じ方は人それぞれあると思いますが、一度は観て損はない作品だと思います。

現在は最新作の「ムファサ」も公開されていますし、今後も様々な作品の実写化が発表されています。

アニメ版と比べるとどうしても感じてしまう違和感を感じてしまうことも多い実写版ですが、新しい技術が作品として今後の作品も楽しみにしていきたいと思います。

ライオンキング実写版はどうやって撮影したのか、アニメ版との違いがあるのか参考になれば嬉しいです。

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